中1数学 『一次方程式』の問題の『答え』を発表します!

 

5日前に掲載しました下記の『一次方程式の利用(文章題)』の問題(中1数学)の『答え』を発表致しますので、ご確認下さい。

正解されましたでしょうか? また、簡単だったでしょうか?

 

(問 題)

生徒を長いすに座らせるのに、長いす1脚に3人ずつ座らせると2人が座れなくなります。4人ずつ座らせると長いすが2脚余り、1脚は2人がけとなった。長いすの数と生徒数をそれぞれ求めなさい。

 

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(解答)

【長いすの数】 12脚   【生徒数】 38人

 

(式)

長いすをx脚とすると、3x+2=4(x-3)+2   x=12

生徒数は、3×12+2=38(人)

 

(解説)

4人ずつ座らせると長いすが2脚余り、1脚は2人がけになったということは、(x-3)脚の長いすに4人ずつ座ると2人が座れないということだから、右辺は、4(x-3)+2となる。

※ 『解説』にはこう書いていますが、この『解説』の内容が、理解できますでしょうか? 当校の中1塾生は、(x-3)脚のところが、よくわからないようでした。

式は、3種類考えられるかと思います。

長いすをx脚とすると、

① 3x+2=4(x-3)+2 (上記)

② 3x+2=4(x-2)ー2

③ 3x+2=4x-10

 

当塾では、①の式でよくわからないようでしたので、③の式で説明したところ、理解者が大幅に増えました。

右辺の4x-10についての考え方ですが、長いすが全部でx脚あって、4人ずつ座ると、生徒数は4x(人)となりますが、そのうち、何人が座っていないかを考えると、長いす2脚分の8人と、1脚は2人しか座っていないので、合計10人が座っていないことになります。よって、右辺は、4x-10となりますと説明したところ、座っていない生徒数の10人という数字は、すぐに理解できました。③の式が、一番理解しやすいのではないでしょうか?

 

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解説に載っている式は、一つですが、もっと簡単でわかりやすい考え方ができる式(方法)があれば、今後も、適宜指導していきたいと思う出来事でした。